14時59分40秒 2005 8 4
私が、時々、行く店は、午後7時閉店なのですが、
すでに、6時50分頃から、店員が片付けなどを始めるので、
何だか居づらい雰囲気があって、7時前には、みんな、客が、店を出てしまいます。
店員は早く帰りたいので、7時ぎりぎりまで、客がいては困るのでしょう。
先日、「14時59分00秒」という記事を書いたら、
知人から、こんな話を聞きました。
「人気銘柄や出来高の多い銘柄は、14時59分00秒では、約定しないかもしれない。
しかし、人気がない銘柄ならば、14時59分40秒でも約定するだろうと考えて、
時報で計って、その時刻に、信用取引で買おうとした。
ところが、その時刻では、『信用取引のサービスが利用できない』というメッセージが出て、
結局、売買ができなかった。
相場は、15時ちょうどまでなのに、信用取引は、14時59分40秒で閉店ならば、
初めから、『うちの証券会社は、14時59分40秒以降は、売買できない』と表示してほしい。」
知人は、怒っていましたが、
やはり、証券会社の人だって、早く、お店を閉めたいのでしょう。
何だか、お役所みたいですね。
14時59分00秒 2005 7 28
個人投資家から、こんな話を聞きました。
「日足チャートが、よい形になりそうな銘柄は、誰でも買いたい。
しかし、最後まで何があるか、わからない株式市場。
そこで、終了間際に買い注文を出したい。
もちろん、14時59分50秒に注文を出したのでは、無理だろう。
そこで、時報を使って、14時59分00秒で買い注文を出した。
売り板は、14時59分40秒まで、十分残っていた。
しかし、結果は、『出来ず』だった。
大手ネット証券なのに、なぜか。」
この問題は、大手ネット証券だからこそ、約定しないと思います。
大手ネット証券の利用者は、膨大な数ですので、
終了間際は、大手ネット証券のコンピュータは、パンクしていると思います。
おそらく、大手ネット証券で約定させるには、
遅くとも14時58分00秒までに注文を出さないと無理でしょう。
しかし、最後の2分間で、何があるか、わかりません。
そういう問題を解決する方法があります。
それは、情報だけ大手ネット証券からもらって、
実際の注文は、別の証券会社から出す方法です。
有名ではないけれど、システムがしっかりした証券会社に発注するのです。